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ノリ

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生のリ
ノリは、紅藻の一種で日本の養殖ノリのほとんどは、スサビノリという種類です。
ノリは、701年にできた「大宝律令」にも載っており、朝廷への税として挙げられた29種類の海産物に含まれていました。魚や貝と並んで、ノリは重宝されていました。

江戸時代に紙すきの技法を取り入れて、四角い板ノリが作られるようになり、板ノリを使った巻き寿司が流行したそうです。
このころからノリ養殖も始まり、生産量が増えて庶民にも親しまれるようになりました。下関でも、当時は笹を海につけてノリを養殖していたそうです。

ノリ養殖の生産量日本一は佐賀県で、有明海での養殖が有名です。下関では、昭和初期から瀬戸内海に面する長府から王喜にかけての沿岸で盛んに養殖が行われていました。
現在、下関のノリ養殖は王喜地区のみとなっています。12月から2月にかけての冬が旬で、特に収穫が始まる12月には、生ノリも味わうことができます。色と香りのよい王喜のノリをぜひ、食べてみてください。

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