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山口県漁業協同組合 小串支店 運営委員長 長村義光さん 漁師 本吉貴宏さん

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小串支店の前でしもマルの看板を持って笑っている長村さんと本吉さんの画像


地元で生まれ育った本吉貴宏さんは子供の頃から海が好きで、社会人になって水産会社などに勤めたこともありましたが、新規就業フェアに参加したことをきっかけに「漁師になりたい」という夢を叶えました。最初の2年間は「研修」ということで先輩漁師さんについて仕掛け作りや船の流し方などを学び、令和元年に独り立ちしました。最初は大変だったそうですが、今は一本釣りで「底もの」と言われるカサゴ、イトヨリ、アマダイやヒラと呼ばれるヒラマサやブリなどの漁を行なっています。そして時期が来ると潜ってウニなども獲ります。本吉さんがウニをとるのは水深1〜2mの波打ち際。餌になる海藻のある岩場をはいつくばるようにしながらウニを見つけては「立ち桶」という直径1m、高さ50cmくらいの桶に入れていきます。資源保護のため、一度にとっていいのは立ち桶2杯分までです。ウニは棘の付いた殻ごと出荷されることはありません。小串の漁港に持って帰ってからがまた一仕事。とれたウニを割って身を取り出して、洗って瓶に詰める作業を行います。ウニパックンというウニを割るための道具を使って半分にされたウニからひとつひとつ黄色い身の部分を丁寧にかき出していきます。ウニは棘があるのでかさばりますが、桶1杯分とっても中身を出すと出荷用の瓶で20本程度です。瓶に詰めた生ウニはお料理屋さんなどに直接販売され、市場に出すものは板に乗せられて出荷されていきます。小串の生ウニは味が良く、甘みと風味があると評判です。本吉さんは「ウニがどんな海藻を食べているかで微妙に味が違うんです。とった場所によって甘みが強いところもある。」と言います。

ウェットスーツを着て自分の船に乗り込もうとしている本吉さんの画像船の上に立って笑っている本吉さんの引きの画像


本吉さんが所属する山口県漁業協同組合小串支店の長村運営委員長は「今は組合員の平均年齢が70代半ばなんで、若い人が頑張ってくれたら嬉しいね。」と目を細めます。そして「この辺りでとれた魚やウニは本当に美味しいのでぜひ一度食べてみてもらいたい。」と仰っていました。

ヒミツ道具

ウニパックン

ウニカギ

コンクリートの床の上に置かれたムラサキウニ5個とウニパックンとウニカギなどの道具の画像

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