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山口県漁業協同組合 王司支店 運営委員長 矢儀伸治さん

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自分の船をバックに胴長を着て微笑む矢儀伸治さんの画像


山口県漁業協同組合王司支店では5〜6人の漁師さんがガザミをとっています。運営委員長の矢儀さんもそのお一人で、「ええ潮を待って漁に出るんよ」と言います。漁場は1マイル(1.60934km)ほどの沖で、中潮から大潮の頃、満ちてくる時を狙って船で沖へ出ます。円筒型の骨組みに網を張った「カゴ」にサバの切り身を餌として入れて海に沈め、翌日カゴを上げます。多い時には1カゴに10数匹も入っている事もあれば、ガザミ以外のヒラメやオコゼなどが入っていることもあるそうです。王司の沖は遠浅になっていてガザミの他にもタコやアサリなどもとれる豊かな恵をもたらす漁場ですが、近年はガザミの水揚げが減ったり、アサリが全くとれなくなったりと、環境の変化もあるようです。そんな中でも矢儀さんは、「地元の人たちに愛されている地元の海の幸を手頃な価格で地元の人に食べてもらいたい。」と考えています。

洗面器に入ったたくさんのガザミの画像左手に大きなガザミを持っている矢儀伸治さんの画像


80人以上が所属する王司漁協女性部のみなさんも頼もしい仲間です。夏祭りや秋の収穫祭など地元のお祭りがある時には、漁師さんが水揚げした海の幸でタコ飯やアサリご飯などをつくって出店したり、漁師と女性部が一体となって活動しています。また矢儀さんは「すぐ近くにこんなに美味しいものがあると知ってもらいたい」という思いから地元の王司小学校で「海浜学習」も行なっています。子供達と一緒に浜の清掃活動をしたり、アサリの天敵の巻貝ツメタガイの駆除をしたりと、実際に浜での活動をする中で「1人でも漁業に興味を持ってもらえたらいいねぇ。」と笑う矢儀さんでした。

船の上で胴長を着て出港準備をしている矢儀伸治さんの画像

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