本文
マダコ
ページID:0056560
印刷ページ表示
マダコは、タコ目・マダコ科に属するタコの一種で、東アジア沿海の熱帯・温帯海域に広く分布しています。日本の本州から南は「タコ」といえばマダコのことです。山口県では瀬戸内海側で、主に「タコつぼ漁業」や「カゴ漁業」で漁獲されています。関門海峡のタコは海峡の速い流れのなかで踏ん張ることで身が締まった質のいいタコが獲れるので「関門海峡タコ」という名称で北九州市がブランド化しています。しかし下関市でも同じ関門海峡でタコを獲っている漁師さんがいます。関門海峡での漁は主にカゴ漁で、イワシやサバなどを餌にして獲っています。下関ではタコは年間を通して水揚げされていますが、夏は500〜600g程度の小さいタコが多く、11月から12月にかけては2kgを越える大きいサイズのものが獲れるようになり、この時期が旬と言われています。