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山口県漁業協同組合川棚支店 支店長 浜本成実さん 漁師 岡本圭市さん

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船の上で仕掛けの針がぐるりと回りに付けられたタライにもたれかかっている岡本さんの画像


川棚支店に所属する漁師さんの中でも若手、40代の岡本さんは広島出身。漁師になる前から釣りが好きで、若い頃にアルバイトでマグロ漁船に乗ったこともあるそうです。以前からはえ縄漁をしたいと思っていたそうで、その夢を川棚で叶えました。漁師歴は20年くらい。クエを狙って漁に出ても一匹も獲れない事もあるほど天然物のクエをとるのは難しいようです。

岡本さんの船が港に停泊しようとしている直前の画像船の中で右舷にある巻上げ機の説明をしてくれている岡本さんの画像


クエの漁期の8月から翌年の1月にかけて、岡本さんは夕方3時から4時に出航して20kmほど離れた漁場へ向かいます。そして海底に穴などの隠れ場所があるクエの住処に目星をつけて日付が変わる頃まで漁をします。多い時には一度の漁で10匹くらいかかることもあるそうですが、「全然獲れん時もある。」との事。船に積んだはえ縄の仕掛けを見せてもらいました。丸い桶の縁にずらりと並ぶ針。桶ひとつにつき300mの縄に25本の針がついた仕掛けです。これが全部で8桶分。全長2400mに針200本。資源保護のため針の数は上限300本までと決められています。餌はサバの切り身。1人で漁に出る岡本さんの楽しみは船の上で音楽を聴くことだそう。どんな音楽を聴くんですか?と質問すると「え〜っと、ミスチルとかHyとか…レゲエとか。」海でレゲエを聴きながら魚をとる漁師さんを想像すると自由気ままな姿を想像してしまいます。

船のそばでしもマルの看板を持って笑っている岡本さんの画像


川棚支店から唐戸市場に出荷されるのは60cmから70cm程度で4〜5kgサイズのクエ。クエは特に九州での人気が高く、「アラ」と呼ばれ、アラ鍋が人気で九州場所や唐津くんちの期間は良い値がつくそうです。岡本さんも浜本さんも揃って「クエは本当に美味しいですよ。白身で脂が乗って弾力もあって甘みもあって…。刺身も煮付けも鍋もなんでも美味しい。」と言います。それに加えて岡本さんは「山口の酒は全体的に魚によく合うんですよね。」との事。いくつかオススメのお酒も教えてもらいました。天然物はほとんど市場経由で都市部へ出荷されると言うクエ。いちど食べてみたいものです。

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