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山口県花卉園芸農業協同組合ストック・ユーストマ部会 部会長 舩越農園 舩越義彦さん

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スターチスのハウスの中でしもマルの看板を持っている舩越義彦さんの画像


 花卉農協ストック・ユーストマ部会には30代から70代まで幅広い年齢層の19人が所属しています。部会長の舩越さんは、元はみかんと花を栽培していたそうですが、みかんの価格が下がったのをきっかけに、ここ40年程は花の栽培一本です。以前は菊などもつくっていたそうですが、今は主に夏にはトルコキキョウ 、冬はスターチス、金魚草、ストックなどを栽培しています。作業をするのは舩越さんご夫妻お二人。すべてハウス栽培で、作業は多岐に渡ります。トルコキキョウだけでも2棟のハウスに約2万本の苗をひとつひとつ植えるところから始まり、4ヶ月後に出荷するまでの間、毎日のお天気を見ながら舩越さんがこれまでに積み重ねた経験と知識をもとに水や肥料の調整、日照、換気の管理などが行われます。花を大きくするために、こまめに手作業で脇芽を摘んで、一本の茎から5輪程度の蕾がつくように整えて大切に育てられます。夏場には換気をしていても40℃を超えることもあるハウスの中の作業は体力勝負。「元気じゃないとできんね。」と舩越さん。手間をかけて品質の良い花を作ってきた下関の花の生産者として、次の世代にも期待しています。「若いご夫婦で頑張ってる人もいるから頼もしいよ。」

小高い場所にある舩越義彦さんの8棟のビニールハウスを見上げている画像スターチスの花を持っている舩越義彦さんの手元の画像


 近年は新型コロナウイルスの影響で冠婚葬祭が自粛され、花の需要が激減しました。だからこそ今、花の需要を掘り起こすことが必要とされています。舩越さんが専務理事を務めている山口県花卉園芸農業協同組合では、「母の日」と「父の日」の他にも、2月14日の「フラワーバレンタイン」や11月22日の「いい夫婦の日」など年間を通して花をプレゼントする機会のPRを行なっています。特に記念日ではなくても日常的に花を贈り合う、そんな素敵な習慣が下関から広がっていくといいですね。

スターチスのハウスの中で微笑む舩越義彦さんの横顔の画像

 

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